慢性的にお腹の調子が悪いあなたはFODMAP (ファドマップ)食品を避けるべきかも知れない

慢性的にお腹の調子が悪いあなたはFODMAP (ファドマップ)食品を避けるべきかも知れない

blog
2022/04/19(火)
皆さん、おはようございます。

今日はタイトルの、FODMAP (フォドマップ)と呼ばれる食品群についてご紹介します。
まず、FODMAPは以下の頭文字を組み合わせた単語です。

F Fermentable:発酵性の糖質
O oligosaccharides:オリゴ糖(フルクタン、ガラクトオリゴ糖)
D disaccharides:二糖類(ラクトース)
M monosaccharides:単糖類(フルクトース)
And
P polyols:ポリオール(ソルビトール、マンニトール、イソマルト、キシリトール、グリセロール)

小腸では吸収されず、大腸で発酵する糖類の総称です。

前にも紹介したとおり、オリゴ糖など本来であれば積極的に摂取したい糖類ではるのですが、過敏性腸症候群の方にとっては便秘、下痢の原因となってしまいます。
※あくまで過敏性腸症候群の方にとって、と理解下さい。

具体的には、以下のような食品品目が高FODMAPだと言われています。

小麦、大麦、ライ麦、アスパラガス、にんにく、キムチ、玉ねぎ、納豆、りんご、スイカ、桃、なし、グレープフルーツ、アボカド、柿、乳製品全般、ソーセージ、わさび、カシューナッツ、ピスタチオ

多岐に渡りますよね…。
腸活を毎日続けているのに下痢もしくは便秘症状が改善しない。そんな方は過剰性腸症候群である可能性を病院で相談すると良いかも知れません。多くの過剰性腸症候群の患者はFODMAPを避けることで、症状の緩和が期待できるそうです。