皆さん、おはようございます。

タイトルにある、今日は少しショッキングなお話です。

よく私たちは「あの人は運動をするようになってから基礎代謝が上がったから痩せている」などと話したりしますが、基本的に私たちの代謝=消費エネルギー量は安定していて、あまり変化しない事が調査によって分かっています。

米国デューク大学パンツァー博士らは、被験者に水素と酸素同位体を含む水を摂ってもらう、二重標識水法を用い、エネルギー消費量について調査した。

結果として博士は「基礎代謝量とは、例えば身長などのようにその人特有の値があり、とても安定しています」と結論付けた。

もちろん、例えばジョギングをしている人はジョギングをしている間エネルギーを消費するが、していない時はその人特有の代謝量に戻ってしまう。

運動を継続すると、運動していない時にも基礎代謝の高い、いわゆる「燃費の悪いカラダ」への変化は非常に少ないと言う。

この調査の結果から、結局私たちは体質として持っている基礎代謝量と付き合っていかなければならない、と言う事になります…。

もちろん、運動から得られるメリットはカロリー消費だけでは無く、さまざまな健康効果は必ずあるわけですが、ある程度運動を持続すれば、基礎代謝の高い、「どれだけ食べても太らないカラダ」を手に入れる事はどうやら難しそうです。

逆に言えば、摂取するカロリーさえコントロールすれば太らない、とも言えます。

自分の基礎代謝量に合わせて、健康な食事をキープする。それが一番の体型キープ方法のようです。