皆さん、おはようございます。

今日は先回に続いて美容・健康によい呼吸法についてお話します。

鼻呼吸の重要性について先回書きましたが、今回は呼吸の長さについて。

ご存知の方も多いかと思いますが、呼吸の長さ・深さは自律神経の安定に深く関与しています。具体的には、吸う:吐くのバランスで吐く時間が長いことで、リラックス時に働く副交感神経優位な状態になることがわかっています。

さらに注意すべきポイントをつけ加えて、実践法を説明します。

①呼吸を意識する時、「吸う」→「吐く」の順番ではなく、「吐く」から開始します。多くの人は十分に吐く事ができておらず呼吸が浅くなっています。「吐く」動作から始めてより意識することで結果、深い呼吸につながります。

②吐く:吸うの長さバランスを2:1に。フーっと6秒吐き、スーっと3秒で吸う感じで。この呼吸バランスが副交感神経優位に保つと言われています。

③吐くときも、吸うときも、動作の後半にピークを作る。呼吸を意識すると、吐き始めをピークにする方が多いのですが、ピークを最後にもってくることでより深く呼吸が出来ます。例えば吐くときはフー、フッ!!と最後に最も強く吐く意識をもちましょう。

④基本的には吐く・吸うを鼻呼吸で、しかし吐く時には口から吐いてもOK。これは自分がやりやすい方でかまいません。

いかがでしょうか。

呼吸のバランス、深さを意識する時間を一日一度、1分間でも設けると良いですね。特に就寝前に行うと自律神経の安定にさらに効果があり、質の良い睡眠にもつながるそうです。

腸内環境の改善、美容にも効果のある呼吸の意識を初めてみませんか。