皆さん、おはようございます。
今日も腸内フローラのお話ですが、今日は日和見菌(ひよりみきん)のお話です。
私たちの腸内、特に大腸には善玉菌と悪玉菌が共存している、という話を過去にしましたが、正確にはそんなに単純では無く、善玉菌と悪玉菌の間に日和見菌と呼ばれる、どちらにも属する菌たちが存在します。なんだか選挙の浮動票みたいですね。笑
悪玉菌が優位な時には悪玉菌のようにカラダにマイナスの働きをし、善玉菌優位な時には善玉菌のようにカラダにプラスの働きをするのでそのように呼ばれています。数的なバランスとしては健康的な腸内フローラの中で「善玉菌2 : 日和見菌7 : 悪玉菌1」ほどで存在するそうです。かなりの部分が日和見菌ですね…。
腸内フローラは常に不安定で、すぐに悪玉菌優位な状態に陥ってしまうと言えますが、反対に善玉菌優位な状態にも戻すことは難しくないとも言えます。
日和見菌の存在を理解し、善玉菌優位な腸内フローラをキープすることをこころがけましょう。