おはようございます、澁谷です。
今日はなぜ、パパイヤとパイナップル、2つの酵素をパパパイナに配合しているのか、というお話です。
パパイヤはパパイン、パイナップルはブロメラインという、それぞれ特異なタンパク分解酵素を含んでいます。これら酵素はそれぞれ独特な酵素的性格を有しており、例えば酵素が活性するpHと温度帯が異なります。一般的にパパインの方がブロメラインと比較し、より高pH、より高温で活性します。
この2つの異なる酵素的特性を組み合わせることで、より広いpH・温度域で酵素活性を保つことが出来るのです。
さらに、パパイン、ブロメラインともに異なるタンパク質のヒンジ部位を切断する事でタンパク質を分解します。これにより、より高度なタンパク分解が可能になるのです。