皆さん、こんにちは。
新しい年になり1月も中旬、かなり冷える日が多くなりましたね。こんな寒い中、能登半島地震の被災地では未だ避難されている方も多いとのこと。1日も早い復旧を祈願しております。
さて、寒い季節に腸内で起こっている状況を今日は説明していきます。
ヒトは寒さを感じると自律神経が緊張状態の、交感神経優位な状態になっています。交感神経優位な時に腸は運動を抑え、腸内血管も収縮して血流が悪くなり、腸の働きが悪くなります。この状態を「停滞腸」といいます。
腸の働きがにぶい停滞腸になると、下腹部の痛みや、むくみなどの症状が出ることがわかっています。停滞腸のときには腸内環境は悪玉菌優位になり、さらに腸の働きが健全ではなくなってしまう、という悪循環に陥ってしまうのです。
停滞腸になるのをふせぐためには、まずは物理的にお腹、腰を冷やさないこと。私も湯たんぽを膝の上において今執筆していますが、腰にも腸の神経は集中しており、腰を温めるのも良いでしょう。暖かいお風呂に入り、しっかりと体温を高めることも効果的です。
運動も非常に重要です。寒くて運動不足になりがちですが、腸の血流を促すには運動が一番。私は寒いな、と感じたらすぐに腹筋、背筋運動を行っているので暖かかくなりますし、この冬は腹筋がかなり鍛えられたな、と感じます。笑
もちろん、食生活にも注意が必要です。腸の活動が停滞する寒い時期にこそ、パパパイナや漬物のように乳酸菌を含む食事を摂り、腸内環境を善玉菌優位に保ちましょう。