皆さん、こんにちは。7月の中旬から8月に入っても本格的な暑さが続きますね…。
今日は、 真夏におちいりやすい睡眠不足とそれによる肌荒れなどのデメリット、その対策についてお話していきます。
私はもう10年以上睡眠管理アプリで自分の睡眠をモニターし続けているのですが、この真夏の時期はどうしても睡眠度が低く、結果、様々なパフォーマンスが落ちてしまいます。
暑くて寝苦しいのはイヤだし、かと言ってクーラーの風もイヤなんですよね…。
私だけでは無く、様々なデータから9割近い日本人が真夏に睡眠不足を感じているそうです。
睡眠不足によるストレスがお肌に影響するのは、肌の角層に分泌するセラミドなど脂質の量が少なくなる結果、肌のバリア機能がおちてしまうのです。
ただでさえ、夏は強い日光による日焼け、汗、日焼け止めクリームなど、他のシーズンと比べて肌にかかるストレスは強いのに、睡眠不足で肌のバリア不足になっては大変です。
暑い夏はスキンケアを念入りにするのはもちろんですが、十分で良質な睡眠をとることを心がけましょう。
食生活の面では、調査から夏場はタンパク質の摂取量が落ちてしまう傾向が認められるそうです。暑いと肉では無く、どうしてもさっぱりしたものを食べがちですよね。
睡眠を考えると特に朝、タンパク質を多く摂ることが理想的です。卵や乳製品を摂ると、トリプトファンというアミノ酸が含まれています。トリプトファンは脳に運ばれると、セロトニンは「幸せホルモン」など呼ばれ、多幸感をもたらしてくれるのですが、実は睡眠を促すホルモンであるメラトニンの材料になるのです。
トリプトファン→セロトニン→メラトニンという循環で昼は幸せでポジティブに、夜はぐっすり心地よく眠れるリズムを作り出してくれるのです。
朝食にタンパク質を意識的に摂って、睡眠の質を高め、夏の寝不足にならないように、気をつけてみてはいかがでしょうか。