どうやってタンパク質分解酵素は採取されるの??

どうやってタンパク質分解酵素は採取されるの??

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2022/10/20(木)
皆さんこんにちは。
今日はタイトルにある通り、パパパイナに含まれているタンパク分解酵素はどのように採取されているか、説明いたします。

繰り返しになりますが、パパパイナにはパパイヤとパイナップル、2種の酵素が配合されています。

まず青パパイヤですが、まだ未熟な青パパイヤにタンパク分解酵素は多く含まれます。
主に東南アジアやアフリカで、青パパイヤをプランテーション栽培しているのですが、青パパイヤに刃物で傷をつけると白い乳液が出ます。この乳液を原料としているのです。
私も現地でその現場を視察したのですが、青パパイヤに刃物で傷つけると、思いのほか勢いよく乳液が滴り落ちます。この乳液を清潔な容器で集めます。

次にパイナップル。パイナップルの果実には実はあまりタンパク分解酵素が含まれず、一番多く含まれているにはパイナップルの芯なのです。パイナップルの根茎から搾汁した果汁をパパパイナには使用しています。

このようにして採取したタンパク分解酵素たっぷりのパパイヤ、パイナップルをパパパイナには配合しているので、新鮮な青パパイヤやパイナップルの果実や果汁を食べるよりも強い酵素活性が手軽に摂取できるのです。

※画像は青パパイヤから乳液を採取している様子。