腸とストレスの関係

腸とストレスの関係

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2021/08/07(土)
皆さん、おはようございます。

今日は腸とストレスの関係についてお話します。

「腸は第二の脳」とよばれる理由を過去に説明しました。その時は腸で分泌されるホルモンについて書きましたが、今日は自律神経についてのお話です。
腸には自律神経が集中していますが、自律神経は気持ちがリラックスした時には副交感神経優位に、ストレスがある時には交感神経優位な状態になります。

緊張したり、ストレスが溜まることによって自律神経が交感神経優位の状態だと、腸のぜんどう運動が鈍り、便秘症状になってしまい、結果、腸内フローラも悪玉菌優位な状態になってしまいます。つまり、ストレスによって腸内環境(腸内フローラ)が悪化してしまうのです。
また、腸内環境が悪い時には自律神経が交感神経優位になってしまい、気持ちが落ち着かずイライラしたり、不安な気持ちになってしまう事がわかっています。

このように、腸環境と脳は自律神経を介して相互に影響しあっているのです。
いつも腸活をして、心身ともに健康な状態を保ちたいですよね。
また、「病は気から」という言葉があるように、落ち着いた気持ちを保つことが健康の秘訣でもあるということですね。