タンパク分解酵素の強さはどのように測るの??

タンパク分解酵素の強さはどのように測るの??

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2022/10/23(日)
おはようございます。

パパパイナの酵素について話を進めていますが、今日は酵素の強さ「酵素活性の力価(りきか)」はいったいどのように測定されているのか、説明していきます。

医薬品やサプリメントに配合される健康メリットのある成分を総じて有効成分と呼びます。皆さんご存知のビタミンCなどビタミン類や、カルシウムなどミネラル類など、様々なものがあります。これは通常、定量されるものなので、その配合量をもって有効成分の量を表すことができます。1日分あたりビタミンC1000mg、などの表記を見かけます。

ただ、酵素については単純に成分の配合量では無く、その食品など検体にどのくらい酵素の強さ、力価が残存しているか、で判断できます。
パパパイナに含まれるタンパク質分解酵素の力価については、様々な測定方法がありますが、フエルサでは一般財団法人日本食品分析センターに依頼し、プロテアーゼ(タンパク分解酵素)活性を測定しています。乳タンパクであるカゼインをどれだけ分解するか、一定の条件により試験することで力価を数値化するのです。
フエルサではロット毎にこの試験を行い、社内規定以上の酵素活性の残存を確認し、製品を出荷しています。
先日の投稿で説明しましたが、パパパイナにはパパイヤの乳液やパイナップルの芯を圧搾した原料をしています。
このためパパパイナのプロテアーゼ活性は強く、力価数値でも生の青パパイヤやパイナップルの数十倍残存していることを確認しています。

酵素活性がしっかりと確認されたサプリメント、パパパイナをぜひお試し下さい。

※画像は一般的な分析風景